楽しみながら子供でもできる！クリスマスにぴったりブッシュドノエル
ロールケーキを切り株みたいに切って、フルーツを飾った、見た目も楽しいお菓子です。
中にココナッツの生クリーム・バナナのソテーが入っていて、とても美味しいです。
ブッシュドノエルについて
フランス語で・ビュッシュ（ブッシュ）が、木・丸太
・ノエルが、クリスマス
「クリスマスの丸太」という意味です。
一般的にクリスマスに作られるケーキです。
家庭でも比較的簡単に作ることが出来ます。
材料（１８cm）
（ビスキュイ チョコレート）
卵黄 １８０g
グラニュー糖 ２３g
ハチミツ ４２g
薄力粉 ９５g
卵白 ２４０g
グラニュー糖 ９７g
バター ２２g
牛乳 ５０g
ココアパウダー １０g
（バナナソテー）
バナナ ２本
グラニュー糖 ２０g
レモン汁 １０g
バター ８g
（ココナッツクリーム）
生クリーム４５％ ４５０g
グラニュー糖 ３０g
ココナッツピューレ ６０g
（仕上げ）
生クリーム４５％ １５０g
グラニュー糖 １２g
作り方
ビスキュイチョコレート・バナナソテー
・ココナッツクリーム・仕上げの
４工程に分けて説明したいと思います。
（ビスキュイチョコレート）
①クッキングシートの4つ角を切って、鉄板に敷く。
鉄板の形にしっかり合わせて角を折る。
薄力粉・ココアパウダーを一緒にして、２回ふるっておく。
②卵黄に少ない方のグラニュー糖・ハチミツを入れ、白く、
モッタリするまで泡立てる。
※ハチミツが固まってしまっているようであれば、湯煎につけて溶かしておく。
③牛乳・バターを合わせ、湯煎につけて溶かしておく。
④卵白に砂糖を３回に分けて入れ、メレンゲを角が立つまで泡立てる。
⑤②（卵黄）に、④（メレンゲ）を半分入れ、ゴムベラで混ぜ合わせる。
⑥薄力粉・ココアパウダー（ふるったもの）を入れ、混ぜ合わせる。
⑦残りの④（メレンゲ）を入れ、白い線が残るぐらい混ぜ合わせる。
⑧③（溶かした牛乳・バター）を加え、メレンゲを潰してしまわないように、混ぜる。
⑨鉄板に流す。
L字パレットを使い、生地を中心から角にもっていく。
角にたまった生地を、手前右から左にL字パレットを使い動かし、
全体が均一になるまで伸ばしていく。
最後にL字パレットについた生地を角に落とす。
⑩鉄板の下にもう一枚鉄板を重ねる。
２００℃のオーブンに上下中火で、焼く１０分間焼きます。
焼けたら、鉄板からすぐに生地をはずす。
（バナナソテー）
①バナナを、１cmに輪切りしていく。
②フライパンに、バターを入れ溶かす。
③溶けたら弱火にして、バナナを入れる。
両面を焼く。
④グラニュー糖を入れ、全体にまぶして、キャラメル状にする。
⑤火を止めて、レモンジュースを入れ、ケーキクーラーの上で冷ます。
（ココナッツ生クリーム）
①生クリームに氷を当て、グラニュー糖を入れ、
７分立て（泡だて器で持ち上げると重く、線が描ける状態）まで泡立てる。
②溶かしたココナッツピューレを入れ、混ぜる。
（仕上げ）
①ビスキュイからクッキングシートをはずす。
②ビスキュイの下に、茶紙（ロール紙）を置く。
手前に茶紙が少し出るようにする。
ビスキュイは焼き面が上にくるようにする。
③ココナッツ生クリームを、②の上にのせる。
④L字パレットで、ココナッツ生クリームを全体に伸ばす。
茶紙が少し出ている方を巻き始めにする。
巻き始めに、ココナッツ生クリームを厚く,巻き終わりに向かって薄く塗っていく。
⑤巻き始めに、ソテーしたバナナを軽く押さえて、並べていく。
⑥少し残しておいた茶紙の下に麺棒を入れ、巻き付けロールを巻いていきます。
少しケーキを折り、中心まで巻く。
上に引っ張らないように、茶紙を麺棒に巻き付けながら巻いていきます。
⑦巻き終わりを下にし、形を整える。
⑧冷蔵庫で一旦冷やす。
⑨ウェーブナイフで端を切り落とし、１８cmを２本作る。
⑩７cmに切って、、右から２．５cm斜めに切る。
⑪生クリームにグラニュー糖を入れ、しっかり泡立てる。
⑫分量外シロップを、生地の表面に塗る。
この行いを、アンビべといいます。
シロップ
※水１００gのグラニュー糖１０gを沸騰させて、冷ましたもの
⑬２．５cmにカットしたロールを、１８cmのロールの上に、生クリームを
接着に使って、のせる。
⑭全体に生クリームを切り株に見えるように塗る。完成。
ブッシュドノエルのポイント
ブッシュドノエルのポイントは８つあります。
それぞれポイントごとに説明していきます。
（ビスキュイ）
※メレンゲ
メレンゲはしっかりと角が立つまで泡立てましょう。
生地の膨らみに影響してきます。
他のものと合わせるときも、一旦しっかり泡立ててから合わせると、
よりいいと思います。
※焼き加減
生地を焼きすぎると、巻いていくときに、生地が割れてしまいます。
なので、気持ち早くオーブンから取り出す方が、うまくいくかもしれません。
もちろん、生焼けしないようにしてください。
※生地を伸ばす
鉄板に流しいれたら、均一に伸ばしてください。
焼きムラ、パウンドの見た目に大きく関わってきます。
コツは、角から角へ、右から左に鉄板を回しながら、伸ばしていきます。
（バナナソテー）
※火加減
グラニュー糖を入れてからは、火が強いと焦げてしまいます。
余熱、あるいは弱火でキャラメル色にしていってください。
（ココナッツ生クリーム）
※生クリームの固さ
生クリームの固さは、７～８分立てが好ましいです。
ロールを巻くときに巻きやすくなり、中心に穴が開くことも減ると思います。
（仕上げ）
※巻き方
始めの巻くときに、芯を作ってあげることが大切です。
今回はバナナがあるので、バナナを芯にして巻いていくと巻きやすいです。
芯の作り方は、巻き始めの生地をバナナの方に折ります。
生地の端が、生クリームについたら、そこが芯の部分になります。
端が生クリームについてからは、上に引っ張らないように、
茶紙を麺棒に巻き付けながら一気に巻いていきます。
※巻き終わり
巻き終わったら、巻き終わりを下にしておかないと、
冷蔵庫に入れたときに、そのももの形になってしまうので、
見た目が不格好になります。
※切り株のように
生クリームを木の木目に見えるように、長いほうを縦に伸ばしましょう。
上に置いたロールとの境目が見えないように塗りましょう。
ブッシュドノエルアレンジレシピ
①チョココーティング
完成したブッシュドノエルに、テンパリングしたチョコレートを
コーティングしていきます。
ロールの巻き目にはつけない。
テンパリングとは
チョコレートに艶を出し、コーティングチョコレートを作るための作業。
湯煎で４０℃→２７℃→３１℃の順にチョコレートの温度を調節する。
②チョコクリーム
仕上げの生クリームをチョコレートクリームにし、より切り株っぽくなります。
一般的にこちらの方が、よく見られると思います。
まとめ
今回作紹介したブッシュドノエルは、見た目がとてもおしゃれで、
作っていて、楽しくなるような作りになっています。
クリスマスケーキにも簡単に作れますし、フルーツを飾って盛り付ければ。
驚かれること、間違いなしです！！
他では見ないココナッツ生クリームを使って、少し香りを出し、
バナナのソテーで、甘みが増したものを
一緒に食べたときは、とっても美味しいですよ。
ロールの巻き方が、難しいかもしれませんが、コツを覚えてもらえれば、
巻けるようになると思いますの、作ってみてはどうでしょうか。
