食のプロが自慢!温めても冷やしても美味しいガトーショコラ
軽く温めて、口の中でとろっと溶ける濃厚さ!
冷やして、しっとり濃厚!
一つのガトーショコラで、2つの味わいを楽しむことが
出来ます。
食感の違いをお楽しみあれ。
温めても冷やしても美味しいガトーショコラについて
材料(パウンド型20cm・ホール型15cm1本)
チョコレート(カカオ70%) 210g
全卵 190g
バター 175g
グラニュー糖 65g
作り方
①無塩バターを小いさめに切って、大きいボールに入れます
②①の中にチョコレートを入れます
③湯煎をし、ゴムベラで混ぜ合わせながら、溶かしていきます。
④グラニュー糖を入れて、ホイッパー(泡だて器)で混ぜ合わせます。 ※グラニュー糖は、溶けきりません。
⑤全卵を、ホイッパーまたはハンドミキサーで、よく溶きほぐします。 溶きほぐしたら、網で漉してください。
⑥湯煎をしたまま、溶きほぐした全卵を3回に分けて加え、混ぜ合わせます。
⑦グラニュー糖が溶けて、艶と粘りが出るまで、しっかり混ぜ合わせます。
⑧クッキングシートを敷いた型に、600g流し込みます。
⑨190℃のオーブンに、約18分、上火と下火中火で焼いていきます。
上面の中央の部分が少し生焼けの状態で、オーブンから出します。
⑩粗熱を取ってから、型から外してください。完成
温めても冷やしても美味しい
ガトーショコラアレンジレシピ
①抹茶のガトーショコラ
チョコレートをホワイトチョコレートに変えます。
抹茶30gを、グラニュー糖と一緒に加えます。 後の作り方は一緒です。
この抹茶のガトーショコラは、冷蔵庫に数日置いておくと、 だんだんしっとりとしてきて、とても美味しくなります。
②イチゴのガトーショコラ
イチゴのピューレ20gをバター、チョコと一緒に溶かす。
出来上がったら、イチゴのピューレ200g・砂糖50g・レモン汁10gを
鍋に入れ、10分間煮詰めて、ソースを作ります。
冷ましたソースを、ガトーショコラにかけたら完成。
イチゴの酸味とガトーショコラの甘みのバランスがとれていて、
とても美味しいです。
温めても冷やしても美味しいガトーショコラのポイント
温めても冷やしても美味しいガトーショコラのポイントは
それぞれ6つあります。
それぞれポイントごとに説明していきたいと思います。
※クッキングシートの敷き方
パウンド型より、一回り大きくクッキングシートをカットする。
↓
パウンド型をクッキングシートで包むようにしたときに、
両端が2cmほど余るくらい。
↓
クッキングシートの中心に、パウンド型を置き固定して、
片面の底に合わせて折り目をつける。
折り目を付けたらしっかり折る。
同様にすべての辺を1辺ずつ折っていく。
(この時クッキングシートが2センチほどはみ出るようにする)
↓
縦に長いほうの折り目を、底の折り目まではさみで切る。
型に敷きこんで完成。
※細かく切る
チョコとバターは、細かく切った方が溶けるのが早いので、
作業が楽になります。
※常温の卵
全卵は常温に戻してから使ってください。
冷えたまま入れると、生地の熱を奪って、
グラニュー糖が溶けにくくなるためです。
※カカオ分
チョコレートの甘さを決めるカカオ分は、
70%前後の苦めなチョコレートをおすすめします。
※甘さの調節
チョコレートのカカオ分によって、
グラニュー糖の入れる量を調整してください。
※温め方
オーブン・電子レンジ等で少し温めてあげると美味しく頂けます。
おすすめは、オープンで少し外をサクッとなるまで温めることです。
そうすると、中はとろーり外はサクッとして、とっても美味しくなります。
まとめ
今回のガトーショコラは、小麦粉・薄力粉を一切使っていません。
セリアック病、小麦アレルギーの方でも
食べられるようになっています。
小麦はよく日本人が摂取しているもので、小麦の消火や代謝不良を
改善させてくれる食事療法にも、このガトーショコラはもってこいですね。
もちろん、バレンタインなどのお菓子にもピッタリなので、
温めて冷やして自分の好みの食感を、是非堪能してください。